淡路いぶし瓦のブランド育成(AWAJI SHINE TILE)

西淡町商工会JAPANブランド推進委員会

 

JAPANブランド育成支援事業とは

・育成支援事業の概要(経済産業省中小企業庁)
 地域の特性を活かした製品の魅力・価値を更に高め、全国さらには海外のマーケットにおいても通用する高い評価(ブランド力)を確立すべく、商工会・商工会議所等が地域の企業等をコーディネートしつつ行う、マーケットリサーチ、専門家の招聘、コンセプトメイキング、新商品開発・評価、デザイン開発・評価、展示会参加(海外展示会についてはジェトロと連携)等の取組を行うプロジェクトについて、総合的に支援を行う。

・全国で30箇所の商工会議所、商工会が採択された。
 (予算規模2,500万円)

プロジェクトの概要説明
 淡路いぶし瓦は炭素膜をコーティングしたハイテク製品であり、自然素材から生まれた地球にやさしい製品である。耐熱性、断熱性、耐火性、防水性のいずれにおいても優れている。ブランドコンセプトは「淡路いぶし瓦は地球に優しく、人にも優しい」をキーワードに、いぶし瓦の美しさだけでなく、素材が持つポテンシャルを最大限生かしたプランディングを行う。又、屋根材以外のいぶし製品とトータルコーディネートすることにより、快適な住空間を提案する。国内市場では、淡路いぶし瓦のシェアーが少ない関東市場、海外市場としては、家屋に瓦を使用する習慣のあるスペインを中心としたヨーロッパ市場をターゲットとする。

淡路いぶし瓦の特徴
・地球と共存できる製品・・・本事業の素材である”いぶし瓦”は自然素材である粘土の焼成品に、表面に燻し工法により炭素被膜を形成し、他の屋根材に比べ耐熱性、断熱性、耐火性、防水性などの多くの面で優位性を持ち、リサイクルにも適応できる。

・ハイテク製品である・・・いぶし瓦の製造法は、低圧法ダイヤモンドの製造法にも通じるもので、きわめて高度に制御された炭素膜をコーティングしたハイテク製品であり、基本的製造技術力が高い。

・省エネ(環境適応)製品である・・・”いぶし瓦”は、他の屋根材に比べ断熱性が高く、夏は涼しく、冬は暖かい省エネ製品である。

・人に優しい製品である・・・”いぶし瓦”は遠赤外線放射や電磁波の遮断効果など人に優しい製品である。

JAPANブランド化への具体的戦略
・いぶし瓦の製品改良・・・色合の多様化、耐寒性の向上、デザイン改良

・様々な生活シーンでのいぶし製品の利用促進
    ・・・
多彩ないぶし製品の開発と既存製品の改良
    ・・・ガーデニング用品、花器、インテリア、エクステリア製品
    ・・・いぶし製品トータルプランナーの養成講座の実施
    ・・・販売チャネルの再構築

・海外市場への進出
    ・・・
環境問題への関心の高いヨーロッパ市場への出展
       地中海沿岸部(スペイン、イタリア、フランス)
    ・・・経済発展の著しい中国富裕市場への出展、瓦ミッション
    ・・・中国広州市での展示会への出展、商談会の開催

・関東市場への展開
    ・・・
ジャパンホーム&ビルディングショーへの出展
    ・・・景観行政団体へのPR活動
    ・・・淡路いぶし瓦取扱い特約店制度の導入



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